Sexy Zoneという物語が終わる日に

長いようで短かったこの数ヶ月。

改名に加え、メンバーが減るなんて正直全く想像していなかった。

波瀾万丈すぎるよこのグループ。

 

配信ライブを観るために充電しているパソコンで、今までの思い出や2024年3月31日(日)時点の思いを少しだけ。8割自分語り!

 

2011年11月。当時嵐のファンだった私は「迷宮ラブソング」回のMステを観ていたので、Sexy ZoneのMステ初出場はなんとなく記憶している。「ちっちゃ!全員子どもやん!」と思った記憶があるが、実際は最年少のマリウスですら年上で、たぶん身長も全員当時の私より高かったと思う。でもそれだけ幼い印象だった。

 

次の記憶は飛んで2014年。当時妹が少しだけSexy Zoneにハマり、母と妹が黒服物語を観ていた。でも私はまだSexy Zoneにハマることはなかった。

 

当時関ジャニ∞(現SUPER EIGHT)を推していた私にとって、Sexy Zoneや後のキンプリのような「同世代のキラキラ王道ジャニーズ」は全く興味がなかった。もちろんエイトもキラキラはしていたけど、どちらかと言えばギラギラというか、王道ではないというか……。今では考えられないけど、キラキラは苦手だった。「同世代の王道キラキラアイドルにハマらない自分!」みたいな変な自意識もあったんだろうなと、今となっては思う。

 

そんなこんなでさらに時は経ち2019年。大学進学を機に上京し、入学前に友達もいない状態で暇すぎて、なんとなく聴いてみるかと近所のレンタルショップSexy Zoneの5周年ベストを借りる。曲とタイトルが一致する曲は片手で数えるほどしかなかったし、DISC2に至っては全く知らず当時ほとんど聴かなかった。でもDISC1のシングルは好きで、セクサマとかは特に繰り返し聴いた。

それだけのSexy Zone知識のくせに、大学でセクゾグッズを身につけていた同学部の同級生に「Sexy Zone好きなの?私Sexy Zone気になっているんだよね!」と話しかけた。お前ベストアルバムを聴いただけのくせに。彼女とは意気投合し、一緒にカラオケに行って布教され、ちょうどその時期に放送を控えていた極限合宿の存在を教えてもらった。でも彼女の押しが強すぎたのもあり、その時は少し熱が冷めてしまった。(結果としては、彼女には卒業までいろいろとお世話になった。)

 

しかし、2019年12月。何気に観ていたゴチのクビ回でケンティーに堕ちる。この話は沼堕ちブログに書いた気がするので割愛するが、まさか「同世代のキラキラ王道ジャニーズ」にハマるもんかと思っていた私が、ここから一気に方向転換し、そして勢いづく。

 

2020年、コロナで学校もバイトもなくなり、そもそも買い物にすら行きづらい時期に、唯一の娯楽といっても過言ではなかったのが未満警察関連の露出。インターネットショッピングで毎週のように雑誌を買い、ドラマ初回放送日を今か今かと待ち、どんどんケンティーにハマっていった。

 

RUN、NOT FOUND期間は、聡ちゃんの復帰や私自身の新規ハイ状態もあって、本当に本当に楽しかった。初めてシブツタでパネルと並んで写真を撮り、紙に印刷されたケンティーにすらガチ照れした。健人担のくせに、勝利くんの誕生日は浮かれてケーキを作ってポプステの配信を観たりもした。有観客の現場には行けなかった年だったけど、とても充実していて、実際にSexy Zoneを見てみたいという思いは日に日に増した。

 

そして2021年。念願の有観客ライブ初参戦。1都市目の宮城、2都市目の大阪が当たっていたが、宮城がコロナ関連で最終公演にずれて、たまたま初日とオーラスに入ることができた。しかもどっちもアリーナだった。最終日の宮城はセンステの真横で、ケンティーとバッチリ目が合い、心臓が浮いたような感覚になり、サプライズローズが成功して温かい気持ちになった。

ケンティーにファンサを貰っておいて言うのも憚られるが、このあたりで勝利くんもいいなと思い始め、けんしょり担になっていた。そのため、2021年は初めて舞台にも行った。ブライトン・ビーチ回顧録、東京では飽き足りず京都までも行った。この頃にはTwitterで仲良くなった人も増え、京都公演のあとに勝利担のフォロワーさんと感想を語り合ったりもした。たぶんこの年を境に、遠征へのハードルがだいぶ下がり、ここから毎年宮城に行くようになる。

 

2022年。この頃には完全に勝利担になっていた気がする。うん、なっていた(カメラロールを見た)。勝利担になったきっかけはこれというものがなく、日々の積み重ね的なものだったと思う。正直Sexy Zoneにハマるまでは印象が少なく、顔が綺麗と思っていたかな~それすらも怪しいな~くらいにプラスの感情もマイナスの感情もなかった。佐藤勝利の存在は知ってるよ、ってくらい。

しかし、Sexy Zoneを深く知り、ラジオ(VICTORY ROADS)を聴き始めて、優しくて面白くてかわいい人なんだな、と外見だけではなく内面への好感も増した。そんなこんなで気づいたら勝利担になっていた。だからきっかけを強いて言うならラジオかな……ラジオも今日で終わってしまうのか……。

 

そして2022年から2023年、Sexy Zoneとして初めてのドーム公演を観に行ったり、SHOCKで人生で初めて帝国劇場に足を踏み入れたり、個人的にはSexy Zone繋がりで出会ったフォロワーさんと遊びに行ったりなんかもして、Sexy Zoneは様々な出会いを与えてくれた。

大学生活、コロナ禍、就職活動、そして社会人に……辛いこともたくさんあったこの数年間を支えてくれた存在として、Sexy Zoneは欠かせない。コロナで暇な毎日にSexy Zoneが楽しみを与えてくれ、就職活動もSexy Zoneの現場があるから頑張ろうと思えたし、それは社会人になった今でも同じである。

 

ここまで自分語りばかりしてしまったけど、Sexy Zoneへ。

Sexy Zoneとしての12年と少し、本当にお疲れ様でした。よく「ファンがいたから」と言ってくれるけど、こっちこそSexy Zoneがいたから頑張れたことがたくさんあるし、Sexy Zoneがいたから出会えた人や、見られた世界がたくさんあります。優しいけど強いSexy Zoneがずっと大好きです。波瀾万丈なSexy Zoneの物語をここまで紡いでこられた5人は尊敬でしかありません。

風磨くん、勝利くん、聡ちゃん。グループの名前も変わって、形も変わって、これから3人がどんな世界を見せてくれるのかが楽しみです。絶対もっと大きくなれる。いや、なってもらわないと困る。またドームに立とう。国立にも行こう。私の精一杯の応援は他の人たちのそれに埋もれてしまう大きさかもしれないけど、それでも少しはあなたたちに届けられるよう、これからも付いていきます。

 

ありがとう、Sexy Zone。そして、これからもよろしくね。

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